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2022年12月23日更新

ル・クルーゼといえば、フランス生まれのおしゃれな鋳物ホーロー鍋。鮮やかなオレンジ色の「ココット・ロンド」をご存知の方も多いことでしょう。実はル・クルーゼには、ほかにも万能な鍋があるのをご存知ですか？それが「ココット・エブリィ」。コンパクトでありながら深さがあるため、炊く、煮る、蒸す、揚げるなどあらゆる調理に使える万能鍋なんです！

そこで今回、お試しするのは、「ル・クルーゼに憧れがあったけど、なかなか手が出せなかった……」というmacaroni編集部員・利光。「ココット・エブリィ 18」と「ココット・エブリィ 20」の2サイズがありますが、夫とふたり暮らしなので、「ココット・エブリィ 18」を自宅で3週間ほど使ってみました。

使い心地、料理の仕上がり、お手入れはしやすいのか……!? 彼女の感想と共に、たっぷりとご紹介しましょう。

まず試してみたのが、ご飯。

利光「火加減がむずかしそうだし、時間がかかりそうなので不安でした。でも、炊き方はとても簡単で、洗米したら20分浸水して、そのあと中火にかけて沸騰したら弱火で10分、あとは蒸らすだけ。ふっくらと粒立ったとてもおいしいご飯が炊けました。専用のインナーリッド（内フタ）のおかげで吹きこぼれの心配もなく、助かりました。」

「ココット・エブリィ」は、日本人のライフスタイルに合わせ、ル・クルーゼ社がフランスの職人と共に開発した鍋。つまり、ご飯がおいしく炊けるように作られているんです。「ココット・エブリィ 18」では3合まで、「ココット・エブリィ 20」では5合まで炊くことができますよ。

さらに、玄米も炊いてみたそう。

利光「玄米は、何時間も浸水させる必要があるのであまり炊かないんですが、ココット・エブリィは浸水させなくてもOKと知って、試してみました。以前、炊飯器で炊いたときは、硬すぎたり、ベチャッとしたりで上手く炊けなかったのに、今回は玄米らしいプチッとした食感は残りつつも、硬すぎず、お米の甘みもほんのりと感じられて感動。浸水ナシだから、『玄米を食べたい』と思ったときにすぐ炊けるのは最高でした！」

初心者でも「ココット・エブリィ」でご飯をおいしく炊けるのは、火にかけたときに鍋の中で効率的に熱対流が起こるよう設計されているから。さらに鍋の内側はブラックマットホーロー加工のため、鍋底にご飯がくっつきにくいのもポイントです。日々の食事に欠かせないご飯を、簡単においしく炊けるのはとてもありがたいですね。

いろいろな野菜を使って、エチュベ（蒸し煮）も試してみました。

利光「エチュベは少量の水で蒸すのですが、5～10分くらいであっという間に完成して驚き！しかも、中までしっかりと火が通っていて、野菜の甘みを感じることができました。」

なぜ、「ココット・エブリィ」だとおいしく蒸せるのでしょうか？理由のひとつは、熱伝導と蓄熱性に優れていて温度を一定に保ってくれるから。そしてもうひとつはフタの形状にあります。フタはドーム型で3か所に突起があるのですが、そのおかげで熱と蒸気が食材を包み込むように対流、ゆっくりと均一に蒸気を逃し、食材のうまみを引き出してくれるのです。

豚肉の白ワイン煮込みにも挑戦。短時間で仕上がったうえ、ほかにもうれしいことがたくさんあったようです。

利光「最初にお肉を焼きつけてから煮込むのですが、焼いたときにお肉が鍋底にこびりつかず、きれいな焼き色がついたんですよね。お肉を小さめのブロックに切ってから煮込んだら、たった30分でお肉がやわらかくおいしく仕上がりました。それにおしゃれな見た目なので、食卓に鍋ごと出せて助かります。これなら忙しい平日でも作りたくなりますね。」

すっかり「ココット・エブリィ」の万能さに惚れ込んだ様子の利光。豚汁を作ったときにも、いつもとの違いを感じたんだとか。

利光「いつもより豚肉や根菜に早く火が通って時短になりました。温め直す際も、すぐ温まってラク。野菜をたくさん入れたスープ作りなどにも重宝しそうです。」

「ココット・エブリィ」は、お手入れのしやすさも魅力。鍋の外側・内側にはエナメル加工が施されているから、ほかの食器と同様、食器洗いのスポンジで洗えます。

利光「簡単に汚れが落ちていいですね。さらにコンパクトなサイズなので、洗うのも苦になりませんでした。」

「ココット・エブリィ」を含め、ル・クルーゼの鍋はカラーやデザインも優秀。何気なく置いているだけでインテリアの一部としても楽しめます。

利光「置くだけで、キッチンを素敵に見せてくれますね。キッチンの棚に、おしゃれな鍋を並べるのが夢だったんですが、それが叶いました。」

最後に、3週間使ってみた感想を聞いてみました。

利光「主に夕飯作りで使っていたのですが、いろいろな料理に使えてとても良かったですね。実は週末に友人が遊びに来たとき、ココット・エブリィで大根の唐揚げを作ったのですが、外はカラッと中はみずみずしくジューシーに仕上がり、すごく好評でした！深さがあるから油はねもしなくて助かりました。」

一般的な鍋の場合、食材を入れると油の温度が急激に下がってしまい、なかなかカラッと揚がらなかったり、熱ムラが発生してしまったりすることがありますが、「ココット・エブリィ」は深さがあり、鍋全体が温まると熱が下がりにくいので上手に揚げられます。加えて、油はねしもしにくいので、揚げ物作りにも向いているのです。

利光「ふたり分はもちろん、平日の夜、ひとり分だけさっと作りたいときもちょうどいいサイズだな、と感じました。趣味のキャンプでは、よく野菜を蒸し焼きにするのですが、ココット・エブリィを使ったらよりおいしく仕上がりそうなので持っていきたいです。以前はル・クルーゼってちょっと特別な料理に使う鍋なのかな、と思っていましたがそれは大きな勘違いでした（笑）。」

炊く、煮る、蒸す、揚げる……と、いろいろな調理に使える「ココット・エブリィ」。こだわりの設計のおかげで、むずかしい火加減をせず、また時間をかけなくても、料理がおいしく仕上がるのも魅力です。

初めて鋳物ホーロー鍋を買う方はもちろん、2台目を検討中の方にもおすすめですよ。「ココット・エブリィ」でさまざまな料理をたくさん楽しみませんか？