平野由希子のワインの時間 Vol.1 – 春野菜とワインを楽しむ –
慌ただしい日々のなかでも、季節を楽しむ時間は大切にしたいもの。 ワインと料理で食卓に季節の恵みを取り入れてみませんか? 四季ごとに味わいたいワインと料理を、料理研究家の平野由希子さんに教わります。 1回目は春野菜とワイン。春野菜の独特な風味をいかした料理とワインをおいしくいただきます。
使用中の製品:アイスクーラースリーブ
たけのこ、タンポポ、そら豆、新にんじんなど、春の野菜はみずみずしくてやさしい色合い。見ているだけでも春の訪れを実感できます。豊かな香りやほろ苦さがあり、ナチュラルなワインを合わせてみると、春野菜の味わいはのびやかに広がっていきます。タンポポとたけのこはサラダにして、シンプルに味わいます。 |
料理の名前からも春を連想させる春巻。「一口食べると豊かな香りが広がります。揚げたてはもちろん、行楽やピクニックのお弁当にもぴったりです」と平野さん。そら豆と新にんじんを使ったレシピをご紹介します。そら豆の春巻きそら豆 16粒 春巻の皮 2枚 ペコリーノチーズ 20g 小麦粉 小さじ1(水小さじ1/2で溶く) 揚げ油 適量作り方 1. そら豆はさやからだし、薄皮をむく。ペコリーノチーズは薄切りにする。 2. 春巻の皮を4等分にし、そら豆2粒、チーズをのせて巻き、巻き終わりを水で溶いた小麦粉で止める。 3. 巻き終わりを下にして、160℃の油できつね色になるまで揚げる。 新にんじんとくるみの春巻き新にんじん 1本 春巻きの皮 6枚 くるみ 4粒 (A) ・オリーブオイル 大さじ1 ・塩小さじ 1/3 ・こしょう 少々 小麦粉 小さじ1(水小さじ1/2で溶く) 揚げ油 適量作り方 1. にんじんはチーズおろしなどのスライサーでおろす。なければ千切りにする。くるみは手で小さく割る。にんじん、くるみをAで和える。 2. 春巻きの皮を三角形になるように半分に切り、2枚重ねて、中央に①を6等分にしたものをのせて巻き、巻き終わりを水で溶いた小麦粉で止める。水分が多い具は2枚重ねることで、時間が経ってもパリパリ感が持続する。 3. 巻き終わりを下にして、160℃の油できつね色になるまで揚げる。高い保温性とムラのない熱まわりを誇るル・クルーゼは、温度が安定するので揚げ物にもおすすめです。素材の中まで火が通り、中はふっくら、外はからっと仕上がります。また、弱火で調理できるので経済的です。 |
春野菜とともに、季節の味として楽しみたいのが山羊のミルクから作られるシェーブルチーズ。このチーズとグリーンピースを使ったグラタンにはフランス・ロワール地方の白ワイン、サンセールを合わせます。「さわやかな風味をもつシェーブルチーズとハーブの香りやみずみずしい果実味をもつサンセールは、産地も同じで相性抜群です。また、春野菜にはフレッシュで繊細なロゼワインもおすすめです」と平野さん。使用中の製品:
左:ラウンド・ディッシュ20cmワイン名称:左から ■蔵 ブラン 2014/ピエール・オリヴィエ・ボノーム ■ブルグイユ・ロゼ・デキノクス 2013/ヤニック・アミロ ■ロゼ・ド・ジャン 2013/シャトー・ラ・バロンヌ |
料理に合わせたワインをおいしく飲むためには温度管理が大切です。
ル・クルーゼの「アイスクーラースリーブ」は冷凍したスリーブをボトルにかぶせるだけで、ワインを手軽に冷やすことができます。 ホームパーティなどで急いで冷やしたいときはもちろん、持ち運びもしやすいので、アウトドアでも活躍します。カラーバリエーションも豊富なので、好みの色を選んで、テーブルコーディネートに使うこともできます。使用中の製品:アイスクーラースリーブ |
平野由希子さん
料理研究家。本格的なフレンチから毎日のおかずまで、シンプルで作りやすい料理を雑誌、書籍などで紹介。 J.S.A(日本ソムリエ協会)認定ワインアドバイザー。2010年には東京・大井町にワインバー「8 huit.(ユイット)」、根津にて焼き鳥&ワインの店「76vin(ナナジュロクバン)」を経営するなど、多方面で活躍中。 |
こちらのコラムでは全4回にわたり、平野由希子さんによる季節のお料理とワインの提案をしていきます。 |
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