マットホーローとサンドホーローの違い
ル・クルーゼのお鍋の内側のホーロー加工には、種類が2つあります。 なめらかでツルツルした、白い「サンドホーロー加工」と、マットな黒色で、感触が少しザラザラしていている「マットホーロー加工」。 今回はこのお鍋の内側の加工の違いと、それぞれの機能性の秘密に迫ります。 |
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●特徴 ・淡いベージュ(ホワイト)色のホーロー ・なめらかでつるつるした表面 ※ベージュ色だけでなく、ホワイトのホーローも同じ特徴があります ●お手入れのメリット 表面になめらかで均一なホーロー加工がなされていることで、洗浄の際に汚れが落ちやすく、匂いや油汚れが残らないという利点があります。 また、このなめらかなホーロー加工によって、水道水や食材のミネラル分によるシミがつきにくいのもメリットのひとつです。 ●調理のメリット 内側が明るい色であることによって、調理時にだし汁やブイヨン、澄んだスープ等の薄い色が見やすいため、中の様子を確認しやすく、火加減や味付け等の調理の加減がしやすいのが特徴のひとつです。 また、明るい温かみのあるベージュ色に食材の色が映え、料理をより一層美しく、美味しく見せることができます。炊飯や和食、煮込み、揚げ物まで様々な調理で扱いやすいのがサンドホーロー加工です。 |
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●特徴 ・黒色のホーロー ・多孔質(凹凸のある)のマットな見た目と感触 ●お手入れのメリット 黒いマットホーロー加工は、黒豆やカレー、トマトソースやスパイスなど、色が濃いものを調理しても色素が沈着しにくく、汚れが目立ちにくいのが嬉しい特徴のひとつです。 使い込むほどに凹凸の部分に油が馴染み、食材がこびりつきにくくなります。 ●調理のメリット 多孔質(凹凸がある)のマットホーロー加工により、表面積が増えて熱効率がよくなることで、食材の焼き付け等に最適です。 凹凸により食材を「点」で支え、美しい焼き色をつけることができるので、食材の表面をパリっと仕上げたい時などには特におすすめです。グリルやスキレットの内側にもマットホーロー加工が施されているのはこのためです。 |
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